取締役 / 株式会社Resola 代表取締役社長

奥田 栄司

AIの可能性にかけて

 元々大学時代に、データマイニングやニューラルネットワークといった、コンピュータを使って数学の計算をさせる研究をしていた背景もあり、そういった専門知識やテクノロジーの発展には精通していました。

 社会人になってからは、海外でITコンサルティング事業を行っていたのですが、機会があって前職の株式会社gloopsにジョイン。そこで海外事業責任者としてアメリカ、ベトナム、韓国でのオフィスの立ち上げを任されていました。複数の事業立ち上げを経験する中で、自分自身でも会社をやってみたいという想いが心のどこかにありました。

 また、元々モノづくりが好きだっため、専門分野を深く研究していくことよりも、AIの研究から生まれたものを使って、何か面白いものが作れないかと考えておりました。
AI自体は古くからある研究ですが、ここ3、4年で大きく注目されるようになった要因としては、3つの要素の進展があります。1つ目は「大量のデータがインターネット上で蓄積・入手できるようになったこと」、2つ目は「GPUの性能が格段に上がったこと」、3つ目は「アルゴリズムの進歩」です。この3つの進歩が重なったことで、AIが盛り上がっていきました。
こうした自身の思いと、ものづくりへのこだわり、そしてAIの進歩のタイミングが重なったため、Resolaを立ち上げるに至ったのです。

大きなビジョンに向かって

 創業当時は、LINEやMessengerのようなメッセージプラットフォームのAPIがオープン化され、AIを組み合わせたチャットボットを扱っていました。様々なクライアントの開発を任されていく中で、Giveryからも案件を任せてもらうようになりました。

 当時、Giveryのデジタルマーケティング事業部は既に様々なクライアントに、LINE@などを使った双方向コミュニケーション支援のサービスを展開しており、そこにチャットボットを組み合わせることで、何かできないかと考えていました。
Resolaはどちらかといえばテクノロジーファーストで開発に注力していたのに対し、Giveryには大きなビジョンを掲げている方たちがいました。彼らの未来を見据えたビジョンを一緒に追っていきたいという想いと、そこにいる人たちに惹かれ、会社としてGiveryにジョインすることを決意しました。

 特にSYNALIOというプロダクトは単なるチャットボットだけでなく、Conversation tech(会話科学)という新しい分野として、あらゆる領域で展開が考えられるので、これからの拡大可能性を強く感じています。

モノづくりへかける熱い想い

 Resolaの事業は、GiveryのSYNALIO開発運用やその他の企業からの受託開発を行っています。エンジニアで構成される企業であるため、社内には開発への想いが熱いメンバーが多く、まさにモノづくりの集団と言えます。
そんな私たちは、「今ない未来を創造し続けていく」をビジョンとして掲げています。個人としても会社としても継続して未来を創造していくために掲げているミッ
ションが2つあります。
1つ目は「モノづくりに最大の情熱を注ぐこと」
2つ目は「我々がモノづくりを楽しむこと」

 良いものを作るためには、作り手が情熱を捧げることが何よりも重要だと考えています。その上でこだわりを持ち、我々自身が楽しむことを心がけています。このようなミッションを掲げることでテクノロジーが進化していったとしても何年、何十年とモノづくりを続けることができると考えています。