執行役員

大熊 勇樹

あの日の代表との出会いが、意思決定を後押しした

 前職は比較的規模も大きい会社であったこともあり、そのまま仕事していけば安定した未来があったと思います。しかし自身の可能性を広げるためには、今が何かにチャレンジする最後のタイミングだと思い、転職を決意しました。
転職活動中いくつかの企業と話しましたが、事業内容がこれからどう拡大しようとしているのかは、自身の予想を超えるものはありませんでした。そんな中、転機となったのは社長の井手との出会いです。少し話をしただけで、深い懐と風格に引き込まれ、同時に物事の本質を理解している人だということを感じ取れました。仕事の話をするときは誰よりも熱く、子供のように無邪気に語る姿がとても強く印象に残りました。話をしていたときに自然と、入社して一緒に仕事をするイメージが沸き、同時にこの人を幸せにしないといけないと感じたのです。
GiveryのITとリアルの両軸で社会を豊かにするという方針にも、共感を覚えました。今振り返るとその時の意思決定は、本当に良かったと思っています。

未成熟な日本のデジタルマーケティングを根本からアップデートする

 デジタルマーケティングはスマートフォンの普及やソーシャルメディアが発達したことで、とてつもない成長スピードで加速する一方、マーケティング施策を打つ企業側が追いつけていないのが現状です。

 その一つの要因として、日本の市場には伝統的なものづくりの信念が染みついていることが挙げられると思います。マーケティングという概念が成熟しないまま、職人気質な生産者が生み出す製品だけで、産業が成長してきた背景があります。私自身、未成熟な日本のマーケティングを課題として掲げているのですが、すぐに欧米のようなレベルにたどり着くとは思っていません。したがって、スペシャリストである私たちが他の企業のCMOとしての存在となり、いずれは企業がマーケティングをアウトソーシングできるプラットフォームを作りたいと思っています。
こういった構想の中で、現在は第一段階として顧客とユーザー間のエンゲージメントを高めることに注力しています。

会話を科学し、世界に戦いを挑む

 現代は情報が溢れており、顧客も必要な情報にたどり着けなかったり、企業側もメッセージをユーザーに届けられない状況が起きています。だからこそ今必要とされるのは個人に訴えかけるマーケティングだと思います。テクノロジーが発達した現在、一人ひとりとのエンゲージメントを高める手段として『会話』を取り入れることが、一般化するでしょう。
個人的に一人称だけでも言い方が複数存在したり、独特な間があるような日本語特有の趣や特徴が好きです。言語としてリッチな日本語をこれからのマーケティングの中でどう使っていくか。これは新しい挑戦だと思っています。

 そこで私たちは会話をマーケティングツールとして導入するための手段としてチャットボットをつくりました。お客様に商材を導入していただくには、投資しにくいものであったり、効果が出ないものであってはなりません。より手軽で、早く効果が出るツールを目指し、至ったのが現在のSYNALIOです。
SYNALIOで実現したいことはConversation Techという新しい分野。会話を科学するということです。つまりユーザーとの会話を繰り返して、溜まった会話ログを分析することで、よりニーズや感情の動きを可視化できるようになります。
ユーザーとの会話を解析することで、意思決定する際の感情の起伏や業界ごとに起こる感情の動きの特徴などが読み取れるようになります。最終的には人が意思決定するまでのフローを体系化し、日本だけではなく、海外でも活用されるものにしていきたいですね。

 こうした背景から、Synapse、Synergy、そして人の心を動かす筋書きを作っていくというScenarioという3つの単語を混ぜ合わせ、プロダクト名をSYNALIOとしました。

謙虚に1位を狙える人と働きたい

 Giveryで活躍している人の共通点として、素直さ、自立している、Give&Giveの精神を持っているといった点があります。相手のために、またチームのために仕事をしよう、という姿勢がある人が合うと思います。

 また、会社のフェーズが第二創業期なので、言われてからやるといった受動的な姿勢を持った人よりも、自分でやりたいというチャレンジ精神を持って自立自走できるという要素も必要になります。そのため、誰よりも率先して行動ができ、誰よりも謙虚に1位を狙っていくような人と一緒に働きたいです。