ギブリー、生成AI‧AIエージェント活用プラットフォーム「MANA Studio」にて「GPT-5」に対応開始

生成AI‧AIエージェントの法人向け導入‧活用およびデジタル人材の採用‧育成‧評価を支援する株式会社ギブリー（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：井手高志、以下当社）は、 2025 年 8 月 13 日、提供する生成AI‧AIエージェント活用プラットフォーム「MANA Studio（マナ スタジオ）」にて、OpenAIが 2025 年 8 月 7 日（現地時間）に発表したモデル「GPT-5」へのアップデート対応が完了したことをお知らせします。

◼️「GPT-5」シリーズについて

GPT-5は、OpenAIが 2025 年 8 月 7 日（現地時間）に発表した高速性と高度な推論能力を兼ね備えた統合型のフラッグシップモデルです。高速応答モデル（GPT-5）と深い推論モデル（GPT-5 thinking）を組み合わせ、会話の内容や複雑さなど、ユーザーからの指示に応じて最適なモデルを自動で選び応答します。
主要なベンチマークにおいて、以下の通り大幅な性能向上を示しています。

・数学的能力：大学レベルの数学的能力を測る「AIME 2025」において99.6%（Pythonを使用）のスコアを記録（GPT-4o比＋47.5ポイント）
・コーディング能力：ソフトウェア開発の課題解決能力を評価する「SWE-bench Verified」において74.9%を達成（GPT-4o比＋44.1ポイント）

信頼性も向上しており、ハルシネーションをGPT-4oと比較して通常モードで約20%削減、ThinkingモードではGPT-4oと比較して約70%削減されました。また、新たに「セーフコンプリーション」という安全機能が導入されました。これは、危険性がある質問に対して従来のように回答を拒否するのではなく、安全な形に言い換えて情報を提供する仕組みです。これにより、利用に注意が必要な分野でも、有用性を損なわずに安全性を確保できます。
GPT-5シリーズの詳細に関してはこちら：https://openai.com/ja-JP/gpt-5/

◼️「MANA Studio」のアップデートについて

本日よりMANA Studioで使用できるLLMに「GPT-5」「GPT-5 Thinking」「GPT-5 mini」「GPT-5 nano」が追加されます。現行の料金プランのままご利用いただけます。
なお、本アップデートに伴い従来のモデルは以下に自動で置き換わります。
gpt-4.1-2025-04-14 → GPT-5
gpt-4.1-mini-2025-04-14 → GPT-5 mini
gpt-4.1-nano-2025-04-14 → GPT-5 nano
o3-2025-04-16 → GPT-5 Thinking
o4-mini-2025-04-16 → GPT-5 Thinking

◼️生成AI‧AIエージェント活用プラットフォーム「MANA Studio（マナ スタジオ）」

「MANA Studio」は、優れた操作性と高度な機能性を両立した生成AI‧AIエージェント活用プラットフォームです。マルチLLM機能を搭載し、複数の最新LLMの中から業務シーンに応じて最適なモデルを選択可能。LLMを切り替えた際もそれまでの会話を引き継ぎ、シームレスに利用できることが特長です。エンタープライズ標準のセキュリティ基盤により、強固なユーザーデータ保護を実施します。

◼️ミッション志向型のAIエージェント「MANA Buddy（マナ バディ）」

特定の業務に特化した相棒のようなAIエージェント「Buddy」を、誰でも簡単に作成、活用することが可能です。複雑なAIエージェント開発ツールも多い中、「MANA Buddy」は専門知識や複雑な設定を必要とせず、誰もが直感的な操作で高性能なAIエージェントを作成‧活用できるシンプルなUI/UXを実現しています。
「MANA Studio」Webページ：https://gomana.ai/product/mana-studio/

◼️株式会社ギブリーについて